湯シャンの効果と正しいやり方!頭皮への影響を美容師が解説!

湯シャンとは「お湯のみで頭を洗う」という洗髪法。有名人の方がやっていたり、ロハス的、ヘルシーなイメージで一時期有名にもなりましたし、試してみようかな?と思われた方も多いんじゃないでしょうか。

そんな「湯シャン」ですが、湯シャンって結局なにが良いの?お湯だけで汚れは取れるの?髪にいいの?正しいやり方は?そんな疑問も出てきますよね。

今まで当たり前のようにシャンプー剤で頭を洗ってきたのだから、お湯のみで頭を洗うのは確かに違和感ありますよね。今回はそんな湯シャンの疑問について事例を含めて美容師の私が徹底解説していきます。

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湯シャンとは?

whyと書いてある看板

湯シャンとは、その名のごとく「お湯のみで頭を洗う」という洗髪の方法。

頭を洗うといえばシャンプー、そして仕上げにリンス、というのが当たり前でしたが湯シャンはシャンプーを使わず、お湯のみで洗い、そしてリンスやトリートメントも使わないんです。

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湯シャンってどんな効果があるの?

湯シャンをしている画像

湯シャンとは?

湯シャンの効果は大きく分けると2つ

1,皮脂の過剰分泌を防ぐ

2,すすぎ残しによる頭皮トラブル予防

1,皮脂の過剰分泌を防ぐ

シャンプーに含まれる洗剤(界面活性剤)は、必要な頭皮の皮脂や髪の油分を取りすぎることがあります。必要以上に皮脂を取ってしまうと、頭皮が乾燥し、皮脂を過剰分泌させます。

過剰分泌した皮脂が、汚れや雑菌を引き寄せてしまうのです。これが頭皮トラブルの原因になるということです。

お湯だけで髪を洗う湯シャンは、皮脂を取り過ぎることがありません。

2,すすぎ残しによる頭皮トラブル予防

頭皮をお湯で流している画像

シャンプーはすすぎ残すことで、頭皮トラブルの原因となります。すすぎは、シャンプーにかけた時間の倍ほどの時間を使いすすぐ必要があると言われるくらい重要なのです。

シャンプーをそもそも使わない湯シャンには、このようなすすぎ残しというものもありません。

ただ、お湯であらうだけなので頭皮や髪に対して、特別良い効果があるということではありません。

湯シャンの正しいやり方、手順は?

シャンプーされる女性の画像

では湯シャンをする際の、正しいやり方、手順について解説しますね。

1,シャンプー前にブラシで髪をしっかりとブラッシングする

2,38℃以下のお湯で頭皮をしっかり洗い流す

3,指の腹を使って、頭皮全体をマッサージする

4,時間をかけてお湯でしっかりと洗い流す

湯シャンをする時は指の腹を使って頭皮を優しくマッサージしてください。

シャンプーを使わない分、時間をかけてゆっくりと汚れを落としましょう。

1,湯シャン前にブラシを使う

ブラッシングしている女性の画像

湯シャンの前にはブラシで髪をとくことがとても大切です。

お湯だけでしっかり汚れを落とせるように、お風呂前にブラッシングをして事前に取れる汚れを取っておくことが推奨されています。その数100回ほど。ブラシがないという方はブラッシング用ブラシを買うのがベターですね。

やり方は前からも後ろからもとかします。強さは頭皮が「気持ちいい」と感じるくらいがベスト。血行促進効果もありますよ。逆に強すぎると頭皮にダメージを与えることにあるので注意が必要です。

このブラッシングが湯シャン時のやりやすさにとても重要になってきますので洗髪前には十分にこれでもか!というくらいブラシで髪をとかしましょう。

2,湯シャンの温度は38度以下

温度計の画像

何℃?

湯シャンに適した温度は36℃くらいの「ぬるま湯」で洗うのがベストだと言われています。

高い温度の方がスッキリしそうな気もしますが、皮脂を必要以上に取ってしまったり、取り過ぎたことで皮脂分泌が過剰になることも。

ただ。この36℃くらいの「ぬるま湯」はいつものシャワー温度よりも冷たく感じることもあるかもしれません。なので慣れるまでは自身が気持ちいと感じる温度で、そして慣れてきたらぬるま湯に変えていく、という流れで行くのがやりやすいでしょう。

3,,指の腹を使って、頭皮全体をマッサージする

両手を広げている画像

これはシャンプー剤を使うときも同じですが、爪を立てたりゴシゴシこすりすぎないように洗います。

頭皮に傷がつかないように、それでいて不要な汚れは落ちるように洗いましょう。

4,時間をかけてお湯でしっかりと洗い流す

湯シャンをしている画像

湯シャンはシャンプー剤を使っていない分、もともとの頭皮の汚れも、マッサージによって浮き出た汚れも落ちにくいと言えます。

時間をかけてしっかりと流すことで汚れも落ち、臭いの予防にもなります。

湯シャンの頻度は毎日?一日おき?

疑問を感じている女性

できれば毎日が理想ですが、慣れないうちは、においが気になると感じたり、頭皮がベタつくと感じる方も多いです。その場合は、シャンプーを使うなど柔軟に考えるといいでしょう。

最初はシャンプー剤を使う日をはさみながら、2日に一度、3日に一度みたいなペースでするといいですね

もともと皮脂の量が多い方も、湯シャンだけではベタつきすぎることもあるのでシャンプー剤を使う日を定期的に入れることをおすすめします。

トリートメントやリンスはして良いの?

頭皮に良い成分+頭皮に悪い成分のバランスが大切

湯シャンだからといってトリートメントやリンスを絶対にしていけないということではありません。

いくら頭皮の調子が良くなっても髪の毛がギシギシでストレスになっては意味がありません。なので手触りや見た目のバサバサ感が気になる方へのオススメは毛先のみにトリートメントやリンスを使う、洗い流さないトリートメントをお風呂上がりに使うことです。これなら手触りという点に対してはかなり改善できますよ。

湯シャンのメリット、デメリットって?

水辺に浮く物体の画像

では湯シャンのメリット、デメリットについて説明していきますね。

湯シャンをやる人がいるということは湯シャンは髪にいいの?そんな風にも思いますよね。一過性の流行りのものなのか?それとも理論づいてるものなのか?その辺りは気になるところです。なのでその辺りをメリットデメリットとともにお伝えします。

湯シャンのメリット

➥両手で花を持っている画像

メリットって?


・化学物質を使わずに汚れを落とせる
・敏感肌の悪化防止
・フケ、かゆみの軽減
・抜け毛の軽減
・背中のニキビを防止できる

市販のシャンプーやリンスには界面活性剤や防腐剤、香料などの化学物質が含まれていて、敏感肌の方など人によってはそれが刺激になり肌のコンディションが悪くなることもあります。

よってできるだけ化学物質を使いたくない方には、もってこいの髪を洗う方法と言えます。さらには長期で続けることでフケやかゆみ、そして抜け毛の軽減にもつながります。そしてリンスを使わないことで体にぬめりが残らない、背中のニキビを防止することもできます。これらの意味では髪にも頭皮にもいい、という見方ができますね。

湯シャンのデメリット

泣いている女の子の画像

デメリットって?

・お湯を大量に使う
・頭を洗う前にブラッシングをしないといけない
・ワックスなどはものによっては完全に落とせない
・最初はベタつきや匂いが出やすい

湯シャン事前のブラッシングなど手間がかかったり、始めたての頃は湯シャンのみの洗い上がりに違和感を感じたり、ベタつきや匂いも気になりやすい。実はここが難関。ベタつきや匂いは自分だけでなく他人の目も気になるので試してみたけどやっぱりやめた、ということにもなりやすいのです。

湯シャンをすると頭皮は臭い?

ディスデモカ香り

しっかり時間をかけて洗うことで、臭い自体は実はそんなに気にならなくなりますが、最初の方はシャンプーを使わないことで香りがしないので、そこに関してまずは違和感を感じることがあるかもしれません。

あとはにおいの点で注意してもらいたいのは耳の後ろ。ここは皮脂たまりやすく、臭いが出やすい部分。そして見落としがちな部分でもあります。耳の後ろをしっかり洗うだけでも臭いがし温くなると言われています。しっかり洗いましょう♪

湯シャンが良いって嘘?

髪が濡れた女性の画像

湯シャンは「皮脂を頭皮に残す」ということがポイントなので、皮脂が少なく乾燥がちで頭皮が傷みやすい人や、敏感肌の人にとっては良いと言えます。

ですが逆に皮脂が多く出る体質の人からすると、洗い上がりが物足りなかったり、皮脂を残すことでそれがベタつきや不快感になってストレスになる、という人もいます。

湯シャンが良い悪いというよりは「合う、合わない」ということです。

湯シャンしたら抜け毛は減るの?

髪を触る女性の画像

湯シャンをしたからと言って抜け毛が減るわけではありません。

ただ、シャンプーなどに反応しやすいお肌の弱い方などが、湯シャンをすることで頭皮環境が改善し、抜け毛が減少するということはあるかもしれませんね。

お湯だけでワックスなどの整髪料も落ちる?

鏡を見る女性

正しい方法は?

お湯だけでワックスなどの整髪料をきれいに落とすのは難しいです。

湯シャンだけで落ちる汚れは、日常生活においてのつく汚れや埃、あとは汗や油脂などです。

ワックスなどの整髪料をつけた場合は、お湯のみで落とすのは難しく、髪に残留する恐れがあるので、整髪料をつけた日はシャンプー剤を使ってきちんと落としましょう。

湯シャンで白髪が黒くなる?

濡れた髪を触る女性の画像

湯シャンを続けたら白髪が黒くなった!そんな話題もたまに目にしますが、ここはなかなか疑問が出るところ。

白髪が黒くなったという事実は体質が改善することで起きた、という可能性もありますが、それは湯シャンにしたから、とつなげる前に食生活や生活サイクルなども大きく影響している可能性がありますよね。

直接的な影響は一概には言えない、というところです。ですが数年続けて本当に髪質や頭皮に湯シャンが合っていて体質が変わった、はありえるかもしれません。なので初めて数週間ではなかなかわからないことだと感じます。

湯シャンはフケに効くの?

髪の毛を触る女性

湯シャンはフケに効くのか?ここも気になるところ。

ポイントはこの2つ。

・湯シャンの前にブラッシングをすること
・温度を熱すぎない温度にすること

事前にブラッシングをすることで髪や頭皮の汚れを落としておくと、湯シャンだけでもフケはきれいに取ることができます。

ただ、お湯を暑くしすぎるとフケが出やすくなった、という人が実は多いのです。これは皮脂分泌が活性化されるため。なので基本の湯シャンの通りにブラッシングとぬるま湯を徹底することでフケは徐々に気にならなくなります。

湯シャンしたら頭皮がかゆいってホント?

頭をかきむしる女性の画像

湯シャンでかゆくなる場合、それは洗う時間が短すぎるのと、こちらも高温のお湯を使ってるからかも。

お湯のみで洗う、ということは丁寧にしっかりと時間をかけて洗わないと、流し足りないところが出てきてしまいます。

やはりここは時間をかけてお湯をたっぷりと使いましょう。そして熱すぎるお湯での湯シャンは過剰に皮脂を取ってしまうことで過剰な皮膚分泌が起きる、もしくは季節によっては乾燥してかゆみが出る、ということがあるのでここも注意です。

湯シャンをしてる芸能人は?

髪がストレートの女性の画像

湯シャンをしている芸能人はというと有名どころはタモリさんや福山雅治さん。ローラさんや中村アンさんも湯シャンしているという噂です。ヘルシーなイメージがある方や美容にうるさそうな方々が実践されてる、ということで湯シャンは広まったとも言えますね。

【湯シャンとは?】まとめ

髪をなびかせる女性の画像

いいところもそうでないところもある

今日は湯シャンについて書いてきました。

「湯シャン」にはメリットとデメリットがあります。頭皮や髪、そして環境にも良い反面、ブラッシングなどの手間がかかるなどの点はデメリットとも言えます。

そして何より体質、髪質によって向き不向きがあります。なので実際にやってみないとわからないというところもありますが

  • シャンプーで皮膚が荒れる気がする
  • できる限り化学物質は使いたくない
  • 工程を手間とは感じない
  • 皮脂が少なくお湯のみでも洗い上がりや匂いが気にならない

そんな方にはぴったりな洗髪方法ともいえます。

体質にバッチリ合えば「これ以上ない洗髪法」になることもあります。

ただ、湯シャン自体は頭皮の汚れは取れても髪自体を綺麗にしてくれるわけではありません。ツヤがなくなったりパサパサ感が出てしまう場合もあるのでそんな時は臨機応変にトリートメントやリンスなどを併用してもいいでしょうね。

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きしろ
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京都のファミリーサロンセブンオーナー理容師として24年間お客様の髪に関わってきました。

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