「薄毛って男の人の悩みだよね~」
「男性ホルモンの影響なんでしょ?」
そう思っていたのに近年「えっ?実は私も!?」
と気にする女性が増えているようですね。
様々な科学薬品が使われている現代では、女性にとっても、薄毛や抜け毛、白髪など、髪の悩みが身近な問題になってきています。
なかには、20代から髪が薄くなってきてしまう人もおられます。
髪の毛が少なくなったから…
・美容院に行きにくくなった
・友達には相談しにくい
・育毛相談ってお金がかかりそう…
なんて若い方の声も聞こえてきます。
もはや薄毛は中年や年配の方だけの悩みとは言えなくなっているんですね。
今日は、そんな近年増えつつある女性の薄毛・抜け毛になりやすいシャンプーの成分と使った方が良いシャンプーの種類について書いていきたいと思います。
女性の薄毛、抜け毛の原因は?

髪の生育を阻害する要素は様々です。
「これだ」と一つには絞れません。
その中で、毎日使っているシャンプーが、薄毛の原因になっているかもしれませんね。
今日は、そんな近年増えつつある女性の薄毛・抜け毛とシャンプーの成分との関係について書いていきたいと思います。
シャンプーで抜け毛が増える!?
「シャンプー」はヘアケアの基本というのは知っている方も多いと思います。
シャンプーは髪を清潔にし、頭皮の環境を衛生的に保つための必需品です。
昔の日本はそうではなかったようですが、今では毎日シャンプーを使って頭を洗うのは普通のことですよね。
でも、このシャンプーが髪に悪影響をあたえているかもしれないんです。
特に市販の安いシャンプーは、極力コストを抑えてつくっているために、髪や頭皮にダメージを与えてしまう成分が使われていることも多いんです。
健康な髪をアピールしている商品も、髪に優しいかどうかはチェックが必要。
テレビで宣伝している有名メーカーのシャンプーを使っているから、
「髪がツヤツヤ」
「しなやか」
「頭皮トラブルなし」
なんて自信がある方も、実は、『目に見えない頭皮の内側で、徐々に毛根が弱っている』なんて可能性があります。
だいたいテレビコマーシャルで宣伝しているシャンプーに「良いシャンプー」は少ないんですね。
髪の毛にとって本当に大事なのは、髪の洗浄とヘアケアを両立すること。
油断せず、まずは自分が今使っているシャンプーの成分を確認してみましょう。
抜け毛の原因になるシャンプーの成分は?
抜け毛を引き起こす原因は以下の二つと言われています。
・強すぎる「洗浄成分」
・頭皮の健康を阻害してしまうような「保湿成分」
これらの効果が強すぎると、皮膚を痛め、抜け毛を引き起こしてしまうんです。
シャンプーの危険な「洗浄成分」って?
安いシャンプーに含まれる化学物質由来の洗浄成分は、人の頭皮にとって刺激が強いんですね。
つまり、強すぎる洗浄力を持つシャンプーはダメなシャンプーということ。
化学由来の強い成分が、頭皮内の水分と油分を奪って繊維質(コラーゲン)を破壊し、頭皮そのものを薄く痩せた状態にしてしまいます。
つまり、毎日シャンプーすることで、頭皮に必要な分の皮脂まで洗い流してしまい、皮膚内部に浸透して毛根細胞を破壊してしまっているかもしれません。
これらの洗浄成分は一般的に
「合成界面活性剤」
と呼ばれていて、食器洗い用洗剤やハウスクリーニングにも多く使われるほど強い洗浄力を持っています。
シャンプーの「保湿成分」が抜け毛に関係する?
もう一つの危険は「保湿成分」にひそんでいます。
強烈な洗浄成分を使うと、必要な皮脂まで取りすぎてしまって頭皮が乾燥してしまうんですね。
これを補うための保湿剤として、市販の安いシャンプーには「シリコン」や「合成ポリマー」が含まれていることがあります。
これらは強い膜となって、頭皮を包みます。
なので、一時的に肌が潤ったように感じるのですが、実はこれらの成分は毛穴の中に入り込み、それ自体が「強力な汚れ」になってしまうのです。
シリコンや合成ポリマーは、普通の汚れや皮脂よりも強い吸着力があって、なかなか除去することができません。
毛穴に詰まったシリコン汚れは「雑菌の温床」となり、体の免疫機能が過剰に反応するようになります。
そして、だんだんと免疫機能が暴走をはじめ、毛乳頭などの「発毛組織」までも誤って攻撃し、最悪の場合、毛根自体が死滅します。
死んだ毛根は再生することはないので、もうそこから髪が生えてくることはありません。
本来、頭皮を保護することを前提に加味された「保湿成分」。
けれど、場合によっては抜け毛や薄毛の原因になってしまうということを頭に入れておいた方がいいでしょう。
髪に良い成分を含んでいる『頭皮に良いシャンプー』
皮膚病にかかっていたり何か薬を飲用しているわけでもなく、特に思い当たる原因がないのに抜け毛が目立ってきたら、まずはシャンプーを変えてみるのがいいかもしれませんね。
最近は、髪と頭皮に優しい天然原料などを使った「低刺激性シャンプー」がたくさん販売されています。
低刺激性シャンプー購入を買う前にも前に「洗浄成分」と「保湿成分」のチェックをおすすめします。
薄毛・抜け毛対策になるシャンプーの洗浄成分
・アミノ酸系
・天然ヤシ油
・果実系
この中でも
「アミノ酸系シャンプー」
はかなり普及しているので、見たことがある方も多いんじゃないでしょうか?
こちらは、人体の成分と同じ性質を持っているため、肌にほぼ『無害』の状態で髪を洗うことができるんですね。
また、「天然ヤシ油」「果実系」など自然界の植物由来のシャンプーは、化学物質を使わなくても界面活性作用のあるタイプもあって、「洗いすぎない安全なシャンプー」として人気です。
頭皮にいいシャンプーの保湿成分
・果実、野菜系(リンゴ・オレンジ・ナツメ・キュウリなど)
・ハーブ系(ローズ・ローズマリー・カミツレ・セージなど)
・生薬系(オタネニンジン・カンゾウ・センブリなど)
これらは頭皮への吸着率が低く、かつ皮膚の内側からしっかりと保湿してくれます。
オーガニック系のシャンプーやコンディショナー、トリートメントは、元々好きという女性も多いですよね。
実は、洗浄成分が天然由来なら、そもそも頭皮が受ける乾燥ダメージが少なくなります。
なので、人工ではない緩めの保湿成分でも、十分に頭皮を守ることができるんです。
抜け毛の原因は様々? まずはシャンプーを疑ってみて!

女性の薄毛の原因は一つではありません。
薄毛なんてありえない、なんてプライドを気にして見ない振りをするよりも、病気や生活習慣、普段のヘアケアすべてをチェックし、原因を探し当てることが大事です。
その中でも、簡単で手早くできるのが
「今使っているシャンプーを確認すること」
髪と頭皮に害のある成分が含まれていないかをチェックし、危険だと思ったら、低刺激なシャンプーに変えてみてください。
あなたにおすすめの記事です
➥低刺激だけどしっかり洗える女性用アミノ酸系シャンプーランキングはこちら♪
〈まとめ〉
- 女性の薄毛の原因は、強力すぎるシャンプー!?
- 安物シャンプーの成分には要注意!
- 「合成界面活性剤」や「シリコン」は薄毛・抜け毛の原因に!
- 天然由来成分で洗うシャンプーがおすすめ。
- 保湿成分も天然由来に! 頭皮を優しく保護してくれます。