
もしあなたが薄毛に悩んでいて『いい感じに散髪カットしてくれて納得のいくお店を選びたい。』
こういう思いならば情報を多く発信しているお店がベストです。
それはなぜか?
このあと説明しますので、ぜひ読んでみてください。
薄毛の床屋散髪は、どっちに行けばいいの?
技術的にはスタイリスト次第かなと思います。
今は理容室でも美容室でも、性別関係なく行けるお店も増えているのでどちらでもいいです。
どちらにしても、出来れば薄毛だけどイケてる感じのお客さんが多いお店がいいでしょう。
店選びのコツは
『自分の思い通りにしてくれそう』
『思った以上の髪型を提供してくれそう』
『アドバイスをしてくれそう』
など実際は言ったことがない店って「〇〇してくれそう」という表現になってしまいますが、ネットでお店やスタッフを調べたり、口コミを見ていくのが良いと思います。
というか他に方法がありません。
お店がきちんとホームページやブログで情報を発信していればいいでのですが、やってないところは多いですよね。
そして自分の理想の髪型があるなら、スマホで写真を見せるのが1番確実かなと思います。
髪を切る方の立場で言わせてもらうと、どれだけ言葉で説明するより画像1つ見た方が希望の完成図が理解しやすいですから。
そして薄毛をカッコよく見せる髪型にはポイントがあります。
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理容室、美容室、何が違う?
理容師、美容師は資格が違う
まずは資格が違います。
両方国家資格ですが、根本的に国家試験の内容もちがうので、理容室では美容師は働けないし、美容室で理容師は働けません。
国家試験は理容師は『カット』と『顔そり』
美容師は『パーマ技術』『レイヤーカット(ワインディングデザイン巻)』or『オールウェーブ』
という内容になっています。
ちなみに理容師のカット試験は、7:3分けのスタイルで、後ろの1番下の部分には2ミリのバリカンを使うなど、切り方まで細かく決められています。
理容室、美容室、技術が違う?
昔は技術的にも理容師、美容師で差がありましたが、現在では職業としての差ではなくて、個々や店単位の技術への取り組み方で違いが出ているように思います。
美容室でも男性のカットが上手いお店もありますし、理容室でも女性のお客さんが多い店もあります。
エステ店などでお顔そりをメニューに加えたいお店などは保健所への登録は「理容室」にして、店構えは「エステティックサロン」にしているところもありますね。
僕達現場で働く理美容師の感覚で言わせてもらうと、現場レベルの技術では違いが分からなくなってきているので、資格が1つになってもいいのにという声も多く聞こえてきます。
まぁ法律で決まっている事なので簡単には変えられないんでしょうね
理容室と美容室の性別の違いは?
男性は理容室で女性が美容室といったイメージがある人は少なくないと思います。
なので、まずは理容と美容の違いから説明していきますね。
法律上理容とは、髪の刈り込みやカット、シェービング(お顔そり)などで容姿を整えることを言います。
対して美容とは、化粧や結髪、パーマなどにより容姿を美しくするという点で違いがあります。
一番の大きな違いは、カミソリを使うか使わないかです。
理容室では髭剃りや顔そりをやってくれますが、美容室では髭剃りや顔そりなどの仕事はできません。
それと、元々はカットは「理容」の仕事で「美容」の仕事でする範囲ではなかったんですね。
美容師がカットできないなんてちょっとビックリですね。
なので、男女で理容室と美容室に分かれているんではないんですね。
ここでは、そんなよくわからない理美容室の境目、理容室と美容室の違いを書いていきたいと思います。
理容室とは?
理容室では、髪を切るだけでなく髭剃りや顔そりなども行います。
また、理容室は男性のお客さんが多いのでバリカンを使って刈り上げや短い髪型をするお客さんがメインになることが多いですね。
なので、男性向けに髪を整えるのが理容室と言えます。(女性向けの理容室もまれにあります。)
カミソリを使えるのも理容室の特徴。
法律で男性の髭をそれるのは刃物を扱う勉強をしている理容師だけです。
理容室を開くには理容師免許が必要です。
美容室とは?
美容室ではパーマや結髪、化粧など容姿を美しくするということをします。
『パーマ屋さん』と呼ばれていた時代もありますが、今はそんな言い方はしませんね(笑)
パーマやセット、メイクなどです。
そして、理容室が男性客対象なのに対して、美容室は主に女性客を対象としています。
美容室のシャンプー台は仰向けです。これは女性客が多いので化粧が落ちないようにするためだと言われています。
美容室を開くには美容師免許が必要で、美容師法によって「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定義づけられています。
理容室(散髪・床屋)、美容室のなりたち
日本の理容室のなりたちは、文明開化と言われる時期の明治時代に、西洋の文明が入ってきて制度や習慣が大きく変化した頃のことです。
江戸時代以前の男性は時代劇で見るような丁髷(ちょんまげ)を結っていました。
それが明治4年(1871年)明治政府は「散髪脱刀令」というのを出しました。
「ちょんまげを切って散髪してもいいよ」ということですね。
古い慣習を表すちょんまげを切った散髪姿は、「ざんぎり」頭と呼ばれ、文明開化を象徴する髪型になったんですね。
このあたりがの日本の理容の始まりだと言われています。
女性の場合は明治時代になっても髪を結うのが普通で、髪をカットしてでそろえるという概念がなかったようです。
そう言う理由で、1番最初の法律では、理容と美容が一緒の法律「理容師法」が昭和23年1月に制定され、その10年後の昭和32年に、それぞれの法律「理容師法」「美容師法」に分かれたんですね。
言い方の違い
言い方には、様々な違いがあります。「理容室」と「床屋」、「美容室」と「美容院」です。
これらは言い方は違いますが同じものです。また、「理髪店」などといった言い方もありますが、これも「理容室」や「床屋」と同じです。
床屋は古くからの言い方ですね。
昔の男性はちょんまげでした。
江戸時代には男性専門に髪結いの仕事をする人がいて、橋のたもとや大きな道路などに移動できる店を出し、店には簡単な「床」が設けられていたことから「床店」と呼ばれていたそうです。
その後、物を売り買いする店や人のことを指す「屋」がついて、「床屋」と呼ばれるようになったと言われています。
そこから「理髪店」と呼ばれるようになったのは、西洋文化が入ってきて髪を結うのではなく散髪するようになったので、そのような名前で呼ばれるようになりました。
まとめ
理容室と美容室の違いについて書いてきました。
最近ではどっちか分からないようなお店も増えてきましたね。
特に男性はどっちに行けばいいの?どう違うの?というのが通っていても分からないという人もおられます。
ただ理美容室選びで大切なのは、どっちが良いというより、あなた自身が求めている技術や空間を提供してくれる店が良い店だ!という事に尽きます。
それがお洒落な髪型なのか、居心地の良さなのか、店のスタッフなのか、スピードなのか。
人によって求めるサービスは違うと思うのであなたの希望にピッタリのお店が見つかるといいですね♪
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