40代の男性は髪型に悩むケースが多くなります。
それまでは20代の延長で若々しい髪型を維持してきても、40代あたりで髪の毛が細くなったり少なくなったりします。
また、嗜好が変わり「もう少し大人びた髪型に変えようか」と考える人も増えるんですね。
更にくせ毛の場合には雑誌やネットのスタイル写真を見ても、自分が思ったようなキリッとした髪型を作るのが難しいことも多いように感じます。
そこで今回の記事では、くせ毛の40代に似合うメンズヘアスタイルを紹介します。
この記事を読めば、きっとあなたの望む素敵な髪型が見つかるでしょう。
40代こそ髪型を大きく変えて、くせ毛をコントロールし、大人の色気を出していく第一歩です。
くせ毛の厄介なところ
おすすめの髪型を紹介していく前に、くせ毛が厄介に思われる原因から確認していきましょう。
くせ毛のスタイリングが難しい原因を知ることで、それをカバーする髪型を見つけることができるのですね。
ボリューム感が出やすい
くせ毛の弱点の一つはボリューム感が出やすいところです。
つまりワックスなどで髪の一部の毛をおさえても、くせの具合で押さえたいところにボリュームが出てしまったり、特に髪が伸びてくると、メリハリをつけるのが難しくなります。
そのため全体的にボサボサっとした髪型になる場合が多いんですね。
特に梅雨時や雨の日は湿気でうねりが通常より強く出るため、スタイリングには注意が必要でしょう。
くせ毛のこうした特徴については、カットの時点でスタイリストに自分のくせの特徴を伝え、それを考慮してカットしてもらうのが良いと思います。
ツヤが出にくい
くせ毛のもう一つの難しさがツヤを出しにくい点です。
乾燥してパサパサっと見えちゃうことが多いんですね。
くせ毛は濡れるとくせが弱まり、乾燥するとクセが強く出る傾向にあります。
そのためスタイリング直後はクセも弱くなりツヤをキープできますが、時間が経って髪の毛が乾燥するとクセが強まり、またツヤが消えたりすることも。
こうしたくせ毛の厄介な点に対応するために長目の髪型よりも思い切って短くした髪型がおすすめです。
以下ではくせ毛に適した髪型を紹介していくので、カットする時の参考にしてみてくださいね。
ボリューム感をおさえるヘアスタイル
はじめにくせ毛のボリューム感をおさえる髪型についてみていきましょう。
すべてをスタイリングでおさえようとしても、天候や時間経過によりどうしてもボリュームが出る場合があるため、はじめからカットで整えてしまうのがおすすめなのです。
それでは実際にカットでボリュームをおさえてヘアスタイルをみていきましょう。
ソフトモヒカン×サイドの刈上げ
引用:hotpepper
こちらはサイドを刈上げ、トップを短めのソフトモヒカンにしたものです。
サイドを刈り上げることでクセ毛によるボリュームをおさえて、かつトップをソフトモヒカンスタイルにすることでサイドとのメリハリのある髪型が実現できています。
このようにくせ毛のボリューム感を抑えるためには、刈上げがおすすめなのですね。
黒髪でもシンプルでオシャレな髪型になるので、会社勤めの人にも向いています。
ソフトリーゼント×サイドの刈上げ
引用:beauty-box
続いて紹介するのはサイドの刈上げに、ソフトリーゼントを組み合わせたスタイルです。
先ほど紹介したソフトモヒカンよりも前髪とトップを眺めに残して、額を出すように上に上げます。
ソフトモヒカンよりもグッと色気のある印象となりますね。
このようなスタイルは直毛では実現が難しくなります。
そのためくせ毛だからこそしっかりときまる髪型なのです。
敢えて前髪のクセを強めたスタイリングにすることで、グッと馴染みます。
ツヤ感のあるパーマ風スタイル
続いてくせ毛にツヤを持たせて作る髪型についてみていきましょう。
ツヤ感自体はウェット系の整髪料で作っていくことになります。
自然なクセを活かすようにスタイリングすることで、パーマ風の髪型を簡単に作れるのがくせ毛の大きなメリットなのです。
それではツヤ感をつくったパーマ風スタイルをみていきましょう。
メリハリショートパーマ
引用:beauty-box
こちらのスタイルは、トップと前髪を長めかつ重めに残し、対照的にサイドと襟足を短めにカットしたものです。
刈上げとまではいかずともサイドと襟足を短く切って、シルエットにメリハリをつけるのはくせ毛を活かす髪型の鉄則なのですね。
その上でトップと前髪については、ウェット感をだし、また束感をだしてスタイリングしていきます。
整髪料をつけて手のひらで握るように髪の毛に束を作ると上手くいくでしょう。
そうすることで、まるでパーマをかけたようなくせ毛だからこその素敵な髪型となります。
無造作に前髪を分けたウェットパーマスタイル
引用:beauty-box
続いて紹介するのは長めのくせ毛を左右に無造作に分けたスタイルです。
こちらもサイドと襟足を短くカットすることでボリューム感をおさえています。
その上で束感をつくった髪の毛を無造作に分けるのです。
前髪はセンターで分けるよりも7:3ほどの位置で分けるとこなれたニュアンスを作ることができますね。
メガネとの相性も良いスタイルなので、ぜひともトータルコーディネートを楽しんでみてください。
スーツに合わせたいオトナのスタイル
ボリューム感のおさえ方と、ツヤ感を出すスタイルについて紹介していきました。
ここではビジネス向けのスーツに似合うくせ毛を活かした髪型を紹介します。
ここまで紹介した2点を意識しつつ、遊びのない毛先を作るのがポイントです。
男らしさ色気の両立、8:2分けアップバング
引用:pinterest
こちらは8:2に分ける形でまとまりのある髪型を作ったものです。
前髪を上げつつ、2として残した部分をぐっとおさえることでメリハリのある髪型となっています。
8の部分をあまり寝かせてしまうとフォーマル感が強まるので、前髪にボリュームをもたせるのがポイントです。
画像では8:2ほどに分けていますが、7:3に分けても良いでしょう。
またサイドと襟足はやはり刈上げています。
シンプルショートスタイル
こちらは比較的クセの弱い人向けですが、サイドと襟足を短くしてトップを長めに残すショートヘアの基本に忠実なスタイルです。
トップと前髪をそれほど重く残さないため誰でも挑戦しやすく、またスタイリングも比較的しやすくなります。
また気分によって前髪を下しても、前髪を上げてしまっても良い点も魅力ですね。
くせ毛だからこそシンプルに短くすることでビジネスシーンで印象を良くする髪型となります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はくせ毛の40代男性におすすめの髪型を紹介しました。
くせ毛はボリュームが出やすく、ついついパサパサになってしまいますが、この2点を改善するカットとスタイリングをすることで、ストレートよりも自然な髪型を実現できるのです。
くせ毛を活かしてオシャレにスタイリングするためのコツは以下の2点です。
ポイント
- サイドと襟足を短くして、トップや前髪とのメリハリをつける
- くせ毛は束感が出るようにスタイリングする
あなたもくせ毛に悩んでいる場合は、美容師に上記2点を伝えてカットの段階からくせ毛の弱点を解消していきましょう。
その上で敢えてクセを活かすスタイリングをすることでプライベートからビジネスまで幅広く使える髪型となります。
「クセは敢えて活かす」これが鉄則なのですね。
あなたもクセを活かすスタイリングで素敵な髪型を見つけていきましょう!