男性薄毛の原因

禁煙した時のヘアサイクルに与える影響は?乱れと予防など調査

禁煙した時のヘアサイクルに与える影響は?乱れと予防など調査

「禁煙することでヘアサイクルに良い影響はあるの?」
「そもそものヘアサイクルの仕組みを知りたい」
「そして禁煙のきっかけを作りたい」

喫煙が髪の毛に悪い影響を与えることは一般的にも知られてきました。

しかし禁煙することで、どれほど髪の毛の機能が回復するかは一概に言うことができません。
それは、薄毛は加齢によっても進行するためです。

つまり加齢による薄毛が進行している状態で禁煙をしても、禁煙が髪の毛に与える良い影響がわかりにくいのですね。

 

そこで今回はヘアサイクルの側面から禁煙の効果について解説します。

喫煙することでヘアサイクルがどのように乱れ、また禁煙することでそれがどのように回復するかを知ることができれば禁煙の効果を理解できるはずです。

またへアサイクルは喫煙以外の原因でも乱れるので、それらを知り、総合的な対処で髪の毛を健康に保つ努力をしていくことも重要になります。
あなたも、この記事を読んでいつまでも美しく豊かな髪の毛を維持していきましょう。

 

そもそも「ヘアサイクル」とは?

はじめに、そもそも髪の毛がどのようなサイクルによって生えていき、また抜けていくのかを確認しましょう。
ヘアサイクルには以下の3つの期があります。

 

参考

・成長期:毛母細胞の分裂で髪の毛が生成されて、延びる期間(3年~6年ほど)
・退行期:毛母細胞の分裂が止まり、毛根が小さくなっていく期間(2週間ほど)
・休止期:新しい髪の毛を作る準備をする期間、古い髪の毛が抜け落ちる(3か月ほど)

 

このように正常なヘアサイクルの中では、全体の9割程度が成長期になります。
そのため髪の毛が長く伸びていくのですね。

 

1回のヘアサイクルにかかる期間は?

そして1回のヘアサイクルにかかる期間は、成人男性で3年~5年、成人女性で4年~6年となっています。

さらに健康な人が生涯において繰り返すヘアサイクルは14回~16回です。

1回のヘアサイクルで5年として、それを15回繰り返すと75年が必要になります。
つまり健康な人であれば、75歳程度までは多かれ少なかれ髪の毛が生え続けるのです。

もちろんより高齢になっても髪の毛が生え続ける人もいます。

 

ヘアサイクルが乱れると薄毛の原因になる

こうしたヘアサイクルが乱れると、当然に薄毛の原因となります。
つまり成長期に髪の毛が成長しなかったり、成長期が極端に短かったりすると、髪の毛はすぐに生え変わります。

そして14回~16回のヘアサイクルが終わると、新しい髪の毛が生えてこなくなるというわけです。

 

ヘアサイクルの乱れに対する予防策

喫煙と禁煙がそれぞれヘアサイクルにもたらす影響を知る前に、ヘアサイクルの乱れについての予防策を確認してみましょう。

これらは禁煙と同様に健康的な髪の毛を守るために重要となります。

 

そもそものヘアサイクルの乱れに対する予防策1:「食事」「運動」「睡眠」

1つ目の予防策は、生活習慣の改善です。
細かく分けると「食事」「運動」「睡眠」となります。
以下ではそれぞれについて確認してみましょう。

 

食事

髪の毛を作るためには様々な栄養素が日必要となります。
中でも特に必要なものは以下のとおりです。

参考

・亜鉛
・ビタミン
・たんぱく質

これらは日々の食事から摂取することが必須になります。

また決まった食材から摂取するよりも、様々な種類の食材から摂取した方が良いとされています。
一方で油分、脂質、糖質が多すぎる食事を摂取していると、血行が悪くなり髪の毛の悪影響を与る恐れがあります。

あなたも毎日の食事には注意していきましょう。

 

運動

運動は血液中のコレステロールを減らし、血液をサラサラにする効果を持ちます。

また汗をかくことで、毛穴の老廃物が排出され、髪の毛が生えやすい頭皮環境が整います。

さらにはストレス解消効果も持っているため、運動はまさに健康な髪の毛を生やすための万能薬といって過言ではないのです。
定期的に運動をする習慣を持たない場合、ウォーキングなどの簡単なもので良いので今から始めていきましょう。

 

睡眠

食事と運動に加えて、睡眠の健康な髪の毛に必須です。
毛母細胞の活動が活発になるのは22時~深夜2時なので、その時間対に眠っていると新しい髪の毛を生やす力が強くなるのですね。

また十分な睡眠をとることでストレスを解消する効果もあるため、結果的に頭皮の血行を良くすることができます。

 

そもそものヘアサイクルの乱れに対する予防策2:その他の生活習慣

2つ目の予防策は、ストレスをはじめとしてその他の生活習慣です。
ストレスは毛細血管を収縮させる働きをもつため、結果として頭皮の血行が悪くなるのです。

毎日の生活の中でストレスが溜まってしまうのは避けようがないことであるため、大切なのはいかにしてストレスを解消していくかという点です。

ストレスの解消方法に決まった正解はなく、あなたに合ったものを選んでいかなければなりません。
前述した運動と睡眠もストレス解消に一定の効果を有するため、それらと合わせてあなたなりのストレス解消法を見つけていきましょう。

 

喫煙した時にヘアサイクルはこう変わる

さて、それでは話をヘアサイクルに戻していきます。
先ほど紹介した以下のヘアサイクル、喫煙によりどのように変化してしまうのでしょうか・

・成長期
・退行期
・休止期

喫煙することによる最も大きな問題は成長期が短くなることです。

通常は3年~6年間ある成長期が短くなることで、髪の毛が十分に成長しなくなり、また1回のヘアサイクルの期間が短くなります。

つまり成長中の髪の毛が抜け落ち、また14回~16回のヘアサイクルを使い果たす時期が早く到来してしまうのですね。

これが喫煙によるヘアサイクルの大きな乱れとなります。

 

禁煙した時にヘアサイクルはこう変わる

それでは、禁煙することでヘアサイクルは正常なものに戻るのでしょうか。
結論から述べると、長くタバコを吸った後であっても禁煙することでヘアサイクルが正常になる可能性があります。

つまり禁煙をすることで、今までは成長しきることのできなかった髪の毛が、最後まで成長する環境を取り戻すことができるのですね。

それで髪の毛が完全に元に戻るかは人によります。

冒頭でも述べたとおり、加齢などのその他の要因がヘアサイクルの乱れにつながっている場合もあるためです。

しかし喫煙することでヘアサイクルを乱れたままにするよりは、新しい髪の毛が生える可能性も高まるでしょう。

 

まとめ

今回は禁煙とヘアサイクルの関係について解説しました。
喫煙で薄毛が進行することはよく知られていますが、その仕組みにはヘアサイクルが関係しているのですね。
ヘアサイクルには成長期、退行期、休止期があり、成長期に新しい髪の毛が生えて、それが成長していきます。

喫煙は成長期を短くするため、髪の毛が抜ける時期が早まってしまうのです。
これを防ぐためには、まず禁煙をすること。
そして、禁煙のみならず生活習慣とストレスに注意していくことで、より髪の毛の生えやすい環境を作ることができます。

あなたも毎日の生活に気を付けつつ、禁煙を実行して髪の毛を守っていってください。
ヘアサイクルが正常なものに戻ると、次第にあなたの髪の毛は増えていくでしょう。

 

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