自毛植毛の費用を比較
こちらのページでは、自毛植毛にかかるおおよその費用について紹介していきます。
値段については、クリニック毎に設定料金が違う事、自毛植毛の施術方法によっても大きく変わります。
ですから自毛植毛の施術方法の違いについても合わせて説明していきますね。施術方法と費用の両方ともクリニック選びに事前に知っておきましょう。
『これから自毛植毛の施術を受けるか迷っている方』『どのクリニックで申し込もうか迷っている方』
これらの方は特に参考になると思います。推奨するクリニックの情報についてもいくつか掲載しているので興味のある方はご覧下さいね。
自毛植毛で代表的な4種類の施術方法
前述したように自毛植毛には施術方法が複数あります。
ここでは代表的な下記の4つの手術方法について詳しく説明していきます。
4つの施術方法
- FUE法(ダイレクト法)
- FUT法(ストリップ法)
- 単一植毛(ニードル法、Choi式)
- フラップ法
自毛植毛は外科的手術に分類されるので、医師や設備等の技術力が成功に大きく影響していきます。
成功とは単純に移植に成功した!というわけではなく、移植した部位の毛がそのままきちんと生えてくる『定着率』の事も指します。
下記の4つの施術方法を見て、ご自身に合った施術方法を採用したクリニックを選んでいくのが良いですね。
1.FUE法(ダイレクト法)
パンチブレードと呼ばれる専用の機器を使用し、毛根一つ一つを採取し移植していく手術方法。
メス等のような頭皮を切る必要がなく、術後の回復が早いので患者の体への負担を軽減する事が出来ます。
デメリットとしては、医師が1つ1つ手作業で毛根を採取する為、効率が悪いのでその分の費用が高額になりがちなのと、医師個人の技術力に成功が左右されやすい事です。
ただし、最近ではFUE法を使った採取ロボット『ARTAS』を使用するクリニックも増えていますよ。
ARTASは完全なオートメーションというわけではなく、4つの専用カメラにより採取する髪の毛の状態を確かめながら医師のコントロールの元で採取していきます。このATRASロボットのおかげでFUE法でありながら安価な自毛植毛が受けられるクリニックも出てきています。
ロボットを使用しない方法で最近注目なのが『アイランドタワークリニック』が採用しているFUE法の一種である『i-direct法』です。この方法だとFUE法のメリットはそのままに、デメリットの効率の悪さを克服し広範囲の移植が可能になっていますね。
2.FUT法(ストリップ法)
FUT法はメスで頭皮を帯状に切り取り、毛包単位で株分けする手法。
メリットは毛根の周辺組織ごと比較的広範囲に採取出来るので移植先の定着率が高いという特徴があります。
デメリットは広範囲に切り取るので傷跡が目立ちやすく回復も遅い事、痛みを伴いやすい点。
施術的には比較的簡単な方法なので、多くの自毛植毛クリニックで採用されていますよ。
3.単一植毛(ニードル法、Choi式)
細い専用の針を使用し、手作業で1本ずつ植毛していく手法。
穴あけと植え込みを同時にするという特徴があります。難易度が高い手法なので医師の技術力の差が定着率に大きく影響を与えます。
また、毛を1本ずつ植毛していく為、費用が高額になりがち。
トータルでのバランスを考えた時に採用しているクリニックが少ない事もありますが、あまり推奨できない手法です。
4.フラップ法
フラップ法は広範囲に皮膚ごと切り取り移植していく手法。
手術の難易度が低い事と手術時間が短時間で済む事がメリットとして考えられますが、皮膚ごと移動してしまうので髪の向き等は調整できないので仕上がりが不自然になります。
また、まとめて移植していく為、もし移植した部分に血流がきちんと行き届かない場合には、その部分の髪の毛が全て抜け落ちてしまうというリスクもあります。
現在では、上記のようなデメリットが大きいと考えられ採用している自毛植毛クリニックは、ほとんどありません。
4種類の施術方法の比較
今ご紹介した4種類の施術方法について、メリットとデメリットをまとめました。
FUE法 | FUT法 | 単一植毛 | フラップ法 | |
メリット | ・頭皮を切らない ・体への負担を軽減 | ・定着率が高い | ・穴あけと植え込みを同時に可能 | ・難易度が低い ・短時間で済む |
デメリット | ・手作業で効率が悪い ・費用が高額 | ・傷跡が目立ちやすい ・回復も遅く痛みを伴いやすい | ・毛を1本ずつ植毛する為、費用が高額 | ・髪の向きは調整できない ・仕上がりが不自然 |
現在主流の自毛植毛方式は『FUE法』『FUT法』のどちらか!
上記で紹介した4つの自毛植毛の手法ですが、現在主に使われているのは『FUE法』か『FUT法』です。
この2つの手法のどちらにするべきか?については、ケースバイケースではありますが、おおむね下記のような考え方です。
FUE法かFUT法の選び方
- FUE法:移植範囲が狭い場合、傷を残したくない場合
- FUT法:傷跡のリスクよりも出来るだけ安く済ませたい
自毛植毛にかかる費用、値段について3つのチェックポイント!
自毛植毛は、その手術の特性上どうしても高額な費用が発生してしまいます。
ここではそんな費用について正しい知識と負担を軽減する方法、納得して施術を受けられるように値段について解説していきます。
1:自毛植毛にかかる費用はトータルでは安め!
実は他のAGA治療に比べるとトータルでの費用は安く済むのが自毛植毛です。
どういう事かと言うと、確かに自毛植毛の手術は高額ですが、ランニングコスト(維持するコスト)が発生しないからです。
AGA治療で代表的な投薬治療では、確実に生えてくるわけでもないですし、たとえ発毛したとしてもその状態をキープするのには毎月ずっと薬を飲み続けなくてはなりません。
投薬の治療は薬の服用をやめると元の薄毛の状態に戻ってしまいます。
自毛植毛は移植に成功すると、その部位から新しい毛が生え変わるので1回の手術で持続的な効果が期待出来るのです。
AGA治療は1月あたりの薬代はそこまでじゃなくても、4年、5年と継続していく内に数十万単位での出費になり自毛植毛の費用を上回る事もよくありますよ。
2:医療ローンで月々の支払いを軽減が可能
自毛植毛は高額なので多くのクリニックで医療ローンの対応をしています。
クリニックと提携している指定のローン会社での契約となり、一般に普通のクレジットカードの分割払いよりも、分割回数が多く設定出来る事、金利が安いという特徴があります。
前述したようにランニングコストのかからない自毛植毛なので、初期の手術代だけ支払う事が出来れば後から何か請求という事はほとんど無いので、美容整形のように医療ローンに向いている分野と言えるでしょう。
早めに施術を受ける事で得られるメリットの時間を長くする事が出来ますよ。
3:薄毛の度合いや植毛の方法により費用が変わってくる
具体的な費用に関しては、個々人の薄毛の度合いや植毛方法によって変わってくるのでいちがいにいくらです!!とは言えません。
言える事としては、前述した『FUT法』よりも『FUE法』が高くなる傾向にあります。ただし最近ではFUE法でロボットを使用した方法も広まっているので、その場合は費用が安くなるでしょう。
薄毛の度合いに関しては、本当に個々人によって違い過ぎますが、目安の参考例として下記の3つのケースについて紹介していきます。
現在自毛植毛で7割以上のシェアをほこる『アイランドタワークリニック』で受けた場合を想定した費用の概算です。
自毛植毛でかかる費用を3つの参考例を元に解説
こちらでは実際にかかる費用を解説します。
参考例1:程度の軽いM字ハゲが進んだ場合
M字ハゲは、今回の例では最も症状が軽いものです。AGA(男性型脱毛症)で最も多い症状でまずはここから薄毛になっていくという方が多いですね。
目安としては500グラフトの量の移植が必要になっていきます。M字ハゲの場合はそこまで範囲が広くないので500グラフト程度で済むという側面もあります。
500グラフトと言うとイメージが湧きづらい方もいると思います。薄毛が進行している方の場合には1グラフト(1つの毛穴)から2.5本程度生えていると仮定するので、500グラフト1250本程度の移植が目安になります。
気になる価格はアイランドタワークリニックの場合、500グラフトで800,000円(基本料金200,000円込)になっています。
あくまで必要なグラフト数によって値段が左右されますので、程度の軽い方はこれよりも安く、程度が重い方、ガッツリと移植したい方はこれよりも高い値段になりますね。
参考例2:U字ハゲが進行した場合
M字ハゲが進行し前頭部→後頭部にまで薄毛が進行した場合がこちらのU字ハゲです。
こちらも人によって必要なグラフト数に大きな差が出てきますが、M字ハゲに比べ移植に必要な範囲が大幅に広がっていく為、目安としては『1,000グラフト』程度と考えて良いです。
アイランドタワークリニックの場合では1,000グラフト(2,500本相当)1,400,000円前後になります。
参考例3:O字ハゲが進行した場合
O字ハゲの場合にはU字ハゲよりも更に範囲が広く移植に必要なグラフト数も多くなります。
おおよその目安としては1,300グラフトは必要。
アイランドタワークリニックでは1,300グラフト(3,250本相当)1,760,000円前後になります。
繰り返し言いますが、これはあくまで例です。施術を受ける院や患者さんの薄毛の範囲や程度、希望の仕上がりによって価格は大きく異なりますからね。
最初に不安な方は無料カウンセリングをおこなっている院があります。値段以外にもわからない点、不安な点も丁寧に答えてくれますよ。
4つのクリニックで自毛植毛の費用、料金、方式をわかりやすく比較
自毛植毛が受けられる代表的なクリニック4つの費用や植毛方式等をわかりやすく下記の表で比較してみました。
アイランドタワー クリニック | 湘南美容 クリニック | TOM クリニック | AGAスキン クリニック | |
費用 (500グラフト) | 80万円 | 49.5万円 | 39万円 | 75万円 |
植毛方式 | i-direct(FUE) | FUE (ARTASロボット) | FUE (ARTASロボット) | 単一植毛 |
店舗 | 新宿、大阪、名古屋、福岡 | 新宿本院、大阪、仙台、福岡 | 池袋、新橋 | 全国35院あり |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
代表的な院ではFUE法を採用しているところが多いです。価格が高くなりがちですがARTASロボットを使用しているのが最近の流れで、そのおかげで安価に設定出来ているようです。
価格で最も魅力的なのが『TOMクリニック』ですね。
ただし、上記のようなスペックの表には出てきませんが、技術力という面では『アイスランドタワークリニック』が推奨されます。
i-direct法により、痛みも傷も少なく、毛流等の細かいデザインも可能な為、仕上がりや定着率もレベルの高いものになっていますよ。
自毛植毛でおすすめクリニックはこの2つの医院!
ここまで自毛植毛ができるクリニック、費用について紹介していきましたが、特に推奨できるクリニックは下記の2つです。
実績や技術で選ぶならアイランドタワークリニックがオススメ
技術力や過去の症例数から見た実績等を重視するなら『アイランドタワークリニック』を推奨します。
日本国内で自毛植毛を受けた方の70%以上がアイランドタワークリニックでの施術です。
自毛植毛一筋15年の運営をしているだけあって、他のクリニックにはない『i-direct法』等の特殊技術とノウハウを持っています。
その結果が95%以上の高い定着率を実現しています。
費用を抑えたい方!AGA治療と迷っている方はTOMクリニック
なるべく費用を抑えたいという方には『TOMクリニック』を推奨します。
FUE法を採用していますが、ARTASロボットでの施術になるので医師の技術や時間の負担を減らす事が出来、それがそのまま価格に反映されています。
またTOMクリニックではAGAの治療も行っているので、AGA治療(投薬)か自毛植毛かまだ悩んでいる方にとって適切なアドバイスが受けられる医院でもあります。
自毛植毛の費用や方式のまとめ
自毛植毛のおおよその費用や植毛方式について簡単にまとめてきました。重要なのは自分の目的や嗜好にあった植毛方法を選ぶ事。
もちろん嗜好には予算等も含まれるでしょう。技術力の高さや実績等も含め総合的に判断して施術を受けるクリニックを決めるべきです。
実績や技術力、仕上がりの良さであれば『アイランドタワークリニック』を!
なるべく費用を抑えたいならば『TOMクリニック』を推奨します。
アイランドクリニックに関しては地方の方でも通いやすいように、交通費全額返還キャンペーンというのもおこなっています。
他のクリニックでも無料カウンセリング等をおこなっているところもあるので、不安な方は一度話だけでも聞きに行くのも良いでしょう。