つい曖昧になりがちな「育毛剤・発毛剤・養毛剤」の違い。
しかしこれら3つのヘアケアアイテムは、似ているようで全く違うものってご存知でしょうか?
この違いを知らなきゃ効果的な抜け毛・薄毛対策はできないといっても過言ではありません。
「育毛剤・発毛剤・養毛剤」違いをしっかりと知り、より実感できる薄毛・抜け毛対策を行いましょう!
育毛剤・発毛剤・養毛剤を比較してみました!
少し分かりにくい「育毛剤・発毛剤・養毛剤」の違いを一目でチェックできる表を作ってみました。
「これってどんな効果のあるケア商品かなぁ?」と迷った時の目安にしてみてくださいね。
育毛剤 | 発毛剤 | 養毛剤 | |
種別 | 大半が医薬部外品 | 第1類・第2類・第3類医薬品 | 大半が化粧品 |
効果の大きさ | 穏やかに作用 | 強力に作用 | 期待できない |
副作用の有無 | なし | あり | なし |
発毛効果の認証 | なし | あり | なし |
育毛促進効果の認証 | あり | あり | なし |
1.育毛剤は穏やかだが継続して安心して使える
チャップアップ・ポリピュアEX・アデノゲンなどで有名な育毛剤は「抜け毛予防・育毛促進・頭皮環境の改善」に効果が期待できます。
育毛剤の大半が医薬部外品に認証されており、期待できる効果は医薬品より穏やかですよ。
育毛剤の大きな特徴は以下の4つです。
育毛剤の特徴
- 「抜け毛予防・育毛促進・頭皮環境改善」の効果が認証済
- 育毛剤の大半が医薬部外品に認証
- 医薬部外品は医薬品よりも効果が穏やか
- 穏やかな効果のおかげで副作用の心配が少ない
育毛剤は穏やか効果なので継続した使用が必須ですが、医薬品と違って副作用をあまり気にすることなく使えるのは、大きな安心ポイントですね。
育毛剤の選び方・購入者の口コミなどのまとめを作っていますので、参考にしてみてください。
2.発毛剤は読んで字のごとく「毛の発生に直接作用」
発毛剤は毛髪の成長に大きく影響する「毛母細胞」に直接働きかけ、新しい髪の毛の発生に強力に作用します。
毛母細胞は「毛髪成長における司令塔」のような存在。
CMやドラッグストアでよく見かける「大正製薬のリアップシリーズ」なんかが有名な発毛剤ですね。
発毛剤の大きな特徴は以下の3つです。
発毛剤の特徴
- 国からの発毛効果認証済
- 強力な反面、副作用が存在
- 第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品に分類
直接司令塔に働きかけることができる発毛剤ですが、効果をしっかりと実感できる反面、副作用も多かれ少なかれ存在してしまうと言えます。
ですが発毛効果に対して、明確なエビデンスがあるのは魅力です。関連ページも一緒にご確認ください。
3.養毛剤は安価だけど効果がいまいち・・・
養毛剤の多くは「化粧品」に分類され、保湿や頭皮環境の改善がメインとなっています。
薄毛・抜け毛になる前の頭皮環境ケアにはいいのですが、育毛や発毛の期待はできません。
養毛剤の大きな特徴は以下の2つです。
養毛剤の特徴
- 養毛剤の多くは化粧品に分類
- 期待できる効果は抜け毛予防と毛髪の保護
近所でも手に入りやすく安価で魅力的なのですが、抜け毛・薄毛の予防や毛髪の保護がメインなので、育毛・発毛を期待したい方にはいまいちなアイテムとなっています。
育毛剤・発毛剤・養毛剤のおさらい
同じヘアケアアイテムなのに、実は大きな違いがあった「育毛剤・発毛剤・養毛剤」
まとめ
- 1.発毛剤 2.育毛剤 3.養毛剤という順に効果が高い
- 発毛剤は効果が一番高いが、副作用の心配がある
- 養毛剤に育毛効果は期待できない
自宅で個人的に薄毛・抜け毛対策をするなら、医薬部外品に分類される育毛剤が一番おすすめです。
「審査を通過し国が効果・安全性を認めている医薬部外品」という点もポイントが高いですね。
今の自分に合った薄毛・育毛対策を取り入れて、一日でも早く発毛の喜びを手に入れましょう。